ネイティブに話すとき気をつけたい英語の発音
ネイティブと英語を話すときに、自分の発音が原因で相手が分かってくれない!といったもどかしい思いをしたことはないですか?
やっと相手が理解してくれたときには、「今まさにそうやって発音してたのに!」と悔しく感じたことはありませんか?
英語の発音は、ささいな違いだけで、全く意味が異なることがあります。今日紹介する「発音を間違いやすい単語」のリストを見て、練習しながら、誤解なく英語を発音できるようにしていきましょう!
Limb / Limp: この2つの単語は最後の一文字が違います。limbは木の枝や、腕、足などという意味があり、発音の際には、最後 bは発音しません。limpは、足をひねったとき、(足をひきずること)をします。この最後のpは発音します。
Said / Set: d と tをはっきり発音するようにしましょう。Said はto say(話す、口に出す) の過去形です。Set は、「正しい位置に設置する」や「用意をする」という意味の動詞です。
例: I said I would set the table. (私がテーブルの準備をするって言いました。)
Zen / Then: z と、th の発音の違いをここで練習しましょう。Zen は日本語から英語になった単語で、日本特有の禅思想のことを指します。Then は、「そのとき」「その後」「その場合」という意味の副詞になります。
例:I went to a class about Zen, then I went home.(私は、禅に関する授業に出て、その後帰宅しました。)
Loose / Lose: よく似ていて戸惑う単語です。 sとzの違いに気をつけましょう。 Loose は、「きつくない、ゆるい」という意味を持ち、最後のsは弱く発音します。また、lose には「ものをなくす」という意味があり、最後のsはzという発音になります。looseとは大きく意味が異なりますので注意が必要です。
例:My ring is loose, I’m afraid I’ll lose it.(指輪がゆるいので、なくさないか心配です。)
Statue / Stature: 最後に注意しましょう。 statue は、彫刻のことです。最後の発音は、噛むという意味を指す”chew” と似ています。 Stature は、身長や、権力、名声などの意味があり、最後の発音は、”chur” という感じです。
例:We honor historical figures of great stature with statues.(歴史上の偉大な人物を彫刻にしてたたえる。)
Quite / Quiet / Quit: この3つの単語は、見た目ほど難しくはありません。母音発音に気をつけましょう。Quite は、”kwite”と発音が似ています。「完全に」「とても」「ある程度」という意味になります。 Quiet (kwi-et) は、図書館などの「全く静かな」という意味になります。 Quit (kwit)は、「やめる」「あきらめる」「去る」などの意味になります。
例:I quit playing loud music and now it’s quite quiet.(うるさい音楽を聴くのを辞めたので、今はとても静かです。)