【海外生活】本当は辛い?異国の地で生き残るための決断
自分の人生について考え始める時がありますよね?過去の決断や自分の将来について、「なぜ、ああせずにこうしてしまったの?」「これが本当に私のやりたいことなの?」などと自問自答する時期です。
人生の転機に差し掛かっているのではないかと思案する時期もあります。その時期は、ロンドン生活3年目でやってきます。引っ越すべきか、このまま居続けるべきか、それとも帰国するべきかを考え始めるのです。
まさに、私はその真っ只中で自分の人生をどうするべきか悩み始めたのです。
この記事もどうですか?>>【海外生活】海外生活では避けられない3つの条件
ロンドンは美しい街で私は大好きですが、一方では、住みにくい街でもあります。沢山の人に囲まれていても、時には淋しいこともあります。あまりにも大きく、エネルギーに満ち溢れた街で、八方塞がりに感じることがあるのです。
ロンドンは色々なものを与えてくれますが、同時に、あなたの気力、時間、感情といったものを奪いもします。親友、付き合いの長い友人、ロンドン生活を始めたころから一緒だった人、ロンドンでの「はじめの一歩」を先導してくれた人、こういった友人達みんなが、帰国することや別の街への引っ越しを決める時があります。その時あなたは突然、今こそが決断の時だと悟る訳です。
ロンドンは好機に恵まれた街で、どこへ行っても面白いことがあります。でも、私が今まで住んだ街の中で、いつも何かしら間違いが起こり始め、新しいアパート、仕事や友達といった不安材料がゴロゴロ転がっているのも、この街だけなのです。
自分の人生はロンドンに永遠に定着すると知っている人達もいますが、私にはどうしても、そういう風には思えませんでした。ロンドンは素晴らしいスタートでしたが、行き詰まってしまいたくはありません。ロンドンは、私向きではないのです。
こうやって、私は引っ越しを決断しました。ロンドンが私にとっての初恋で、大いに笑って、泣いて、いまだかつてないほどに強い感情を覚えた街であったとしても、もう別の街に引っ越して、ロンドン以外の街で人生を経験し、ロンドンの私の場所を他の人に引き渡す時期が来ていたのです。
ロンドン生活に別れを告げた私は、次はエディンバラに行くことにしたのです。幸運を祈ってくださいね!
Image: o_z_ge via | Flickr.com